一生に一度の買い物になる人が多い家の購入。
リビング階段がいいのか、リビング外階段がいいのか悩んでしまいますよね。
結論をいうと、好みの問題かと思うワン
リビング階段でも外階段でも、メリットデメリットはありますが、間取りを重視して納得できるのかで考えてみてください。
間取りが上手くいけば、ほぼ満足できる家になるわけです。
本記事では、リビングにして良かったor最悪なのかについて筆者の実体験も交えて紹介します。
リビングイン階段は最悪のか、それとも良かったのか、リビングイン階段はどんな人(家庭)におすすめなのかを紹介しているのでぜひ最後までご覧ください。
リビングイン階段ってどうなの?
リビングイン階段は10数年前くらいまえだと結構取り入れている家庭が多かった間取りです。
家の間取りにも、流行りがあるのでここ最近はまたリビングイン階段は微妙だという声も多くなってきています。
リビングイン階段は最悪?その理由
リビングイン階段は最悪だった、後悔が多い理由をザックリ出すと下記のとおりです。
リビングイン階段にして後悔している人の中でも最も多い理由はこの4つではないでしょうか
リビングイン階段は最悪①エアコンの効きが悪い
リビングイン階段はリビングの中に2階に続く階段がありますので、吹き抜け構造になっていますよね。
なので単純に考えてもリビングだけの空間と比べたらエアコンの効きが悪いと感じることがあります。
特に冬場です。
エアコンの暖かい風は2階に上がってしまうと心配されている方が多いです。
リビングイン階段は最悪②生活音や匂いが気になる
一つ目の臭いに関しては料理や食べ物の臭いが2階まで上がってくるということです。
リビングイン階段といっても、キッチンに近い場所にあるのか離れているのかでだいぶ変わってきます。
2つ目は生活音です。
生活音というのは、テレビや話し声だったりですね。
我が家はリビングイン階段ですが、リビングイン階段で一番気になってしまうのは生活音だったりします。
リビングイン階段は最悪③人の出入りや幼児対策
リビングイン階段にすると、子供の友達や来客者があったときに困る。
また乳幼児だと階段に登ってしまうので危ないという意見がありました。
これについては後程説明しますが、私は一番下の子がまだ0歳の時に入居していますが、ここは対策をすれば問題ないです。
リビングイン階段は最悪④プライベート空間の喪失
リビング階段は、リビングに階段があるため、移動する際に家族の存在を感じやすくなります。
子どもがまだ小さいころや、親の存在が大きいときはまだいいのですが、反抗期や成長してくるといちいち親が視覚的に入ってくるのも鬱陶しいと感じることもあるでしょう。
また、家族でもプライベート空間は重要ですし、常に誰かの存在があるとゆっくりくつろげない、年頃になると階段から降りてくると親がいて嫌だと思う子もいます。
家族とはいえ、それぞれの時間を楽しみたい、リビングで静かに読書したり、テレビを見たりしたいときに、上から下からの音や視線が気になってしまうでしょう。
リビングイン階段はやっぱり後悔するの?体験談
我が家はリビングイン階段を取り入れています。
本当にリビングの真ん中に階段を作ってしまったので、1階と2階が繋がっているような感覚です。
一つ目の世間の皆様の多くが心配されているエアコンの効き問題ですが、私個人の意見ですが、そこまでエアコンの効きが悪いとは感じていません。
夏の場合ですとリビングのエアコンを付けても、1階は涼しく階段の途中からだんだんと気温が上昇し、2階の部屋は完全に暑くなっています。
冬もエアコンを付けているとリビングは暖かいですし、1階のキッチンやリビング周辺もエアコンの効きが悪いとは感じません。
よくリビングイン階段の前にカーテンやロールスクリーンを付ける人もいるようですが、うちは、そこまでしなくても大丈夫です。
リビングイン階段の寒さ対策とありますが、ホール階段にしても冬の階段や2階はエアコンを付けないと寒いですよね。
エアコンの暖かい空気は上に上がるのでリビングイン階段だと、どんどん暖かい風が2階に上がってしまい1階のリビングが中々暖まらないと感じている方も多いです。
しかし逆にその性質を利用して、暖かい空気を2階まで回すこともできるわけです。
また2階の部屋のドアを完全に閉めることで、階段も普通に暖かくなっています。
リビングイン階段で寒さ対策をするなら、カーテンなどつけずに、高性能エアコンや広い部屋に対応しているエアコンを買うのも手です。
我が家がリビング買ったエアコンは18畳だったと思います。
もしくはそれ以上だったかもしれません。
我が家の場合は、キッチンとリビングに仕切りもなく、繋がっていて一つの空間になっているので、1階のエアコンは高性能で大きめのエアコンを買いました。
エアコンは新築家電の中でも高い買い物ですので金銭的にも大変かもしれませんがエアコンも一度買ってしまえばその後取り換えるのってだいぶ先の話ですよね。
それ1台で1階のリビングやキッチンの方まで、また吹き抜けエリアまで暖まるならエアコンは大きめで馬力があるエアコンを買うといいですよ。
リビングイン階段の寒さ対策はエアコンとリビングイン階段の場所次第で解決できます。
そして最近の家は、空気を循環される機能もついていたりしますよね。
どうしても寒いと感じてしまう場合は、冬場だけ突っ張り棒などでカーテンを付けてしまえばいいですね。
②生活音や匂いについて
寒さより気になるのが生活音です。
リビングイン階段で失敗したと思ったのが、この生活音。
臭いとかは、換気扇回したり、窓を開けたりすれば気になりません。
ただ音というのは結構響きますよ。
1階のテレビの音は普通に2階に丸聞こえです。
音が響くので、話声も2階に伝わります。
最近はもう慣れているので、どうってことないですが最初の頃は音に関しては結構気になりました。
1階と2階が繋がっているような感覚というのは、まさしくリビングイン階段なので空間の区切りがないです。
③人の出入りや乳幼児対策について
人の出入りについてよくこんな意見が出ています。
子供が友達連れてきた時にリビングを通るから避けたい、第三者にリビングを見られたくないというご意見です。
しかしですよ、うちの長男は小学生ですが子供が友達を自宅に連れてきたことはありません。
友達を連れてきていい日は予め伝えておくので、掃除とか対策はできます。
またそんなに赤の他人が家に来ることってないですよね。
最近の小学生はひと昔前の小学生みたいに毎日毎日遊びまくっているわけではありません。
また小学生であれば基本的に外や公園で遊ぶ事も多く、子供の友達が家に来るってそうそうないのでその辺は大丈夫ではないでしょうか?
中学生・高校生になって友達を連れてくることになっても、今度はどんな友達と遊んでいるのかとか気になります。
子供もだんだんと自分の世界で動きますし、親の存在も鬱陶しいお年頃。
そうなってくると、勝手に友達を家に上げているなんてこともあるかもしれません。
外(フロア)階段だったら、子供の出入りもどんな友達と遊んでいるかも挨拶もなく・・・(# ゚Д゚)ってなりそうです。
そもそも子供との関わりについて、リビングイン階段だから、外階段だからというのは関係ないと思いますが。
そして乳幼児がいる家庭の場合。
うちも0歳時がいる時に家を建てたので、階段の前と2階の階段前にはベビーゲートを設置しました。
ベビーゲートを設置すると、上の子たちが大変じゃないのかと思いますが生活に慣れてしまえば大丈夫です。
乳幼児さんは階段は危険なのでベビーゲートは必須です。
私もベビーゲートを2つ買って上と下に設置しました。
最初はただガードするだけのを買ったのですが、それだと階段を跨ぐことになりめちゃくちゃ使いづらかったので↑のようなタイプにしました。
ベビーゲートを外したのは、下の子が2歳半過ぎてからです。
シー丸家の場合、よく世間が悩んでいるような寒さや、臭い、人の出入り、子供対策などはリビングイン階段でもさほど気になっていません。
唯一生活音は気になります。
じゃあリビングイン階段のメリットデメリットは何なんだ?ということについても考えました。
リビングイン階段のメリット
リビングイン階段はオシャレな家にすることが可能です。
リビングイン階段のパンフレットなどを見ると、素敵だなって思ってしまうんですよね。
元々30年くらい前は外階段が一般的だったので、それがリビングイン階段になっただけでも新しいスタイルになりました。
リビングイン階段はここ10年くらいで人気になったスタイルで、流行りのスタイルだったということです。
メリットというか、流行だから取り入れたという家庭もあるかと思います。
しかし最近またリビングイン階段ってどうなんだ?
という意見も多く見られますし、外階段が流行ってリビング階段はもう古いなんて意見が出くれば外階段を選ぶ人が増えてきます。
リビングイン階段といっても、「部屋のどこに階段を置くか」でもだいぶ雰囲気が違いますよね。
世間的に言われている、リビングイン階段のメリットは
などが挙げられます。
しかし、家族とのコミュニケーションや子育てがしやすいというのはリビングイン階段だからというのは無理くり過ぎないですかね?
ハウスメーカーの人にもこれ言われたんですが、家族とのコミュニケーションがなぜリビング階段に繋がっているのかかなり疑問です。
家族とのコミュニケーションはリビングイン階段じゃなくてもできますし、これは全然リビング階段とは関係ないです。
住んでみて感じたリビングイン階段のメリットはずばり「空間アレンジ」です。
リビングを広く見せる、吹き抜けを入れて開放感を出す、まさにこれがメリットです。
土地やお金の問題でリビングを広くできないこともありますよね。
そういった時には、吹き抜けなどを取り入れることで空間を広く見せることができます。
天井を高くするとか、うまくリビングイン階段を利用してちょっとオシャレな家にできると思います。
リビングイン階段のデメリット本音
・生活音が気になる。話し声やテレビの音など
3年暮らして感じたデメリットはこれ一択です。
他にも悩み考えてみたのですが、リビングイン階段で不便だと感じたことはなく寒さや匂いは気になりません。
リビングイン階段で迷っているなら
リビングイン階段にするか、外階にするかで結構悩みますよね。
階段の位置で間取りも全然違うものになってしまいますし。
しかし、これだけはもう一度言わせてください。
ハウスメーカーの人や他の方がもし
「リビングイン階段だと家族のコミュニケーションが・・・・」とか
「子育てしやすいですよ・・・」
とか言ってもそれ本当に関係ないです!
外階段でもリビングでご飯食べるので、関係ないです。
子供が大きくなっても基本リビングのダイニングテーブルでご飯は食べるし、リビングのテレビでバラエティーとか見たりしますよね。
寒いというのもエアコンとかで解決できます。
本当に寒ければカーテンなどつけましょう。
リビングイン階段でも外階段でも、自分達が納得できる形にするのが一番です。
また間取りだけ見てもイメージが湧かないことがたたあります。
ここは画像を見たり、インスタグラムでチェックしたり、お気に入りのパターンを10個くらい出しておきましょう。
ハウスメーカーのパンフレットであれば、図面+画像も出ているので、これもなるべく多く見るのがいいです。
そこから、外階段なのかリビングイン階段のスタイルがいいのかどっちが好きなのかで決めたらいいのではないでしょうか?
後悔するしないは住んでからじゃないとはわかりません。
ハウスメーカーの無料パンフレットはコチラから↓
リビングイン階段がおすすめな人は?
- 解放感を感じたい人
- デザイン性も取り入れたい人
- スペースに余裕がある人
- いつまでも家族のコミュニケーションを大事にしたい人
リビングイン階段じゃなくても家族とのコミュニケーションは取れまるし、デザイン性の高いお家もたくさんあります。
やはり、好みの問題ともいえるでしょう。
ただ、やはりしっかりプライベート空間を作ったり、リビングと階段はしっかり分けて生活したい人は外階段の方がいいでしょう。
筆者自身、リビングイン階段の家に7年間住んでいますが、最近は外階段の方が良かったかもと思うこともあります。
リビングに階段があると、人の動きが目に入りやすく、ゆっくりくつろげないこともあるからです。
まとめ
今回はリビングイン階段で後悔していることや、リビングイン階段のメリットデメリットを暴露しました。
今回紹介したのは、あくまでもウチの場合です。
もっと寒い地域や雪国に住んでいる人であれば、いやいやリビングイン階段めちゃくちゃ寒いよと思っている家庭もあると思います。
一つの意見として参考にして頂ければと思います!